kmizuの日記

プログラミングや形式言語に関係のあることを書いたり書かなかったり。

今年の振り返り

今年もあとわずかとなって来ましたので、今年を振り返ってみようかと思います。

全体的には、対外的なイベントでの発表や主催、あるいは招待が増えたことが今年の特徴かなという感じで、新しいことへの取り組みなどの「挑戦」はあまりしていなかったかなという気がします。

また、これを自分の中でどう位置づけるべきか定められていないのですが、継続して、いくつかの論文の査読やxSIG 2017のPC委員をやったりしています。将来研究職に戻るとしてもこんなんでは全然足りないので(特に論文最近買いてない…)、学会関係のコミットメントはもっとやっていきたいなと思うところです。

その中でも大きかったのは、エフコードさんへの技術顧問の就任かなという気がします(当然ですが所属会社への許可はとっています。兼業申請書さえ出せばいいので、そのへんD社は寛容ですね)。

http://f-code.co.jp/news/170908.html

今までこのように、外側の会社に対して、自分のもっている価値を継続して提供する立場になったことがなかったので、どうすれば、お互いウィンウィンになるのか、日々考えています。

また、地味ですが、自作言語Klassicの開発も進めていました。

https://github.com/klassic/klassic

今年後半は停滞気味でしたが、レコード構文の実装やRow Polymorphismの実装など、欲しい機能がだんだん揃ってきた気がします。来年は、JVMのクラスファイル出力機能を一つのマイルストーンにして、引き続き開発を頑張っていきたいと思います。あと、モチベーション高めるためにも、ロゴが欲しいですね。どなたか協力していただけないでしょうか(丸投げ)。

それでは良いお年を。