kmizuの日記

プログラミングや形式言語に関係のあることを書いたり書かなかったり。

『Scalaスケーラブルプログラミング第2版』 2011/09/27発売予定

Scalaスケーラブルプログラミング第2版

※『Scala スケーラブルプログラミング第2版』の宣伝のため、2011/09/27までは、この記事がブログの一番上に来るようにしてあります。実際のところ、この本が売れても、私自身の懐具合が豊かになるとかそういうわけではないのですが、自分も多少とはいえ関わったので、売れて欲しい、という気持ちがあります。というわけで、しばらくの間、ご容赦を。

Scala作者が執筆に携わっていることもあり、国内のScala書籍の中では一番知名度が高い本ではないでしょうか。Scalaユーザの方は、正式名称よりも『コップ本』の名称の方をよく目にするかもしれません。

ともあれ、タイトル通り、『Scalaスケーラブルプログラミング第2版』2011年9月27日に発売予定です。さて、何故この本の宣伝をしているかというと、私もほんの少しですが、Scala 2.9の新機能解説(原著第二版出版時には2.9がリリースされていなかった)という形で執筆に携わったからです。コップ本のそうそうたる面子と比べると見劣りしますが、そこはご容赦を。

個人的には、第2版の醍醐味は、なんといっても、2.8コレクションアーキテクチャの解説部分に尽きると思います。Web上でも公開され、有志の方による翻訳版もあるものですが、加筆されている部分や、読みやすいように改善されている箇所もありますので、これだけを目的に本書を買うのも十分アリだと思います。また、コップ本第1版は、Scala 2.8に対応していなかったため、今の時期に「Scala入門書」としてお勧めするのはやや抵抗がありましたが、第2版で2.8に対応したため、これからScalaを始めよう、という方にもお勧めできるようになっています。

以上、宣伝でした。