kmizuの日記

プログラミングや形式言語に関係のあることを書いたり書かなかったり。

言語雑談会2009年度(2010年)

言語雑談会というのは、自分がB4のときに始まってなんだかんだと毎年続いてる、プログラミング言語のこととかについてひたすらだべるイベントです。
今年は昨日(1/24)に開催されました。今年は、他に言いだしっぺが居なかったみたいなので、自分が幹事やりました。相変わらず幹事としての自分の手際の悪さにはあきれるばかりでそろそろなんとかしにゃーいかんなあと思う。

予定では、15:00〜開始で、話し足り無い人は11:00〜どっかの喫茶店でpre雑談会に来てねーという感じだったのだが、11:00〜に待ち合わせ場所に行ってもまだ誰も来て無くて少しあせった。で、喫茶店で昼飯食べつつ、shelarcyさんにHaskellの話を聞いたり、niha28さんの例外有害論を聞いたり、herumiさんにメールのヘッダとかのパースが大変(行儀の悪いメーラの生成したヘッダとかはRFCにしたがってなかったりするらしい)という話を聞いたりして過ごした。

雑談中にちょっとTwitter見てたら、ささださんが早めに東京戻って来ておられるようだ、ということで予定より早めの14:00前にpre雑談会を切り上げて、ささださんたちに合流。で、その後は、15:00〜合流の参加者を待ちつつ、各自自己紹介タイム。shelarcyさんの自己紹介で、Haskell話で脱線するのはここ2〜3年くらいの雑談会の風物詩のような気がする(あ、もちろんそれが悪いという意味じゃないです、念のため)。あと、自己紹介では各自好きな言語と嫌いな言語を言うことにしたのですが、皆見事にばらけててウケた。いけがみさんの好きな言語がAgda2で嫌いな言語がAgdaとか、m0h1canさんの嫌いな言語がPrologとか、k.inabaさんの好きな言語がProlog辺りが、特に面白かった。

その後は、適当に雑談したり、k.inabaさんのD言語の最新動向の発表を聞いたり、shinhさんのこんな機能がある言語欲しいよね話を聞いたり。途中、Clojureの話題になって、自分的なClojureの萌えポイントについて語ったのだが、あまり共感が得られなかったのはちと残念。まあ、ちょっとズレてたのは確かではあるけど。

19:00頃になって、飲み会をどうしようかという話になって、多数決の結果、適当に近くのスーパーで食い物&酒を買ってきて食べることになった。その後は、飯を食べつつ再び雑談したり、k.inabaさんのPrologによるSATソルバー論文の解説を聞いたり。Purely Functional Data Structuresの話題を振ったら、何故かk.inabaさんが、おもむろにその本を取り出してて、ちょっとウケた。純粋関数型データ構造をとことん追求した面白い本なので、皆さん是非読むべきだと思います(めんどくさい証明の部分とかは飛ばしても読む価値はあると思う)

で、21:00過ぎた辺りで、飲み会はお開き。soutaroさんやranhaさんとともに帰った。ちなみに、niha28さんやk.inabaさんはどうも食べ足り無かったらしく、その後カレーを食べに行ったそうな。確かに、飯の見積もりが非常に甘くて、あっというまに食べつくされてしまったからなあ。

雑談会では、色々おもしろい話をしたんだけど、ログを取って無かったので、ぱっと思い出せないのがちょっともったいない。今度からはもうちょっと雑談のログ取るようにしようと思う。

まあ、とにかく今年も非常に楽しいイベントで良かったです。参加者の皆さん、忙しい中会場を提供してくださったささださん、どうもありがとうございます。来年もまた開催できると良いなあと思います。