数ヶ月前からKotlinをちょくちょく触っていて、「もっと深いところを知りたいな」と思ったので開催することにしたのがこの勉強会です。さすがにInternalとついていたせいか、それほど参加者は多くなかったですが、かえって質問しやすい空気になっていたのではないかと思います。
以下、各発表について。
元々は、KotlinのSmart Castをチェックしているコードを読んで、「これでわかる!」と行きたかったのですが、結構難しかったので断念。代わりに、以前作ったスライドにちょこっと追加したものでお茶をにごしました。第二回があればSmart Castの謎を究明したいところですね。
やんくさんの発表。ディレクトリ別におおまかにどのようなコードが格納されているか、という解説でした。ソースコード探検の際にはとても役に立ちそうでした。
RyotaMurohoshiさんの発表。KotlinからJavaのメソッドを呼び出す時に、!
がついた謎の型名があるけど、あれって何なの?というお話。自分も見たことがありつつ、あれって一体どういう意味なのだろうと思っていたので、謎が解決して良かったです。あれってPlatform Typeと呼ぶのが正式名称なのですね…
- Kotlinのlexerを読む
Kotlinのlexerを以前読んでいて気づきがあったので、その場で雑に読みつつ、解説をするという発表。@omochimetaruさんがその場その場で適切なツッコミを入れてくださったおかげで自分の雑な理解をしていた部分に気がつくことができて良かったです。
- プログラミング言語Klassic
Klassicの宣伝。型推論とは単に変数の型が省略できる程度じゃないんじゃよー、というのが伝えたかっただけです。
懇親会は少人数ですが、LLVM、Rust、Kotlin、Swiftと色々な話が飛び交い、大変楽しかったです。
RyotaMurohoshiさんに是非第二回を!と言われたので、またKotlinについて何か疑問が浮かんだら検討したいところです。参加者の皆様、ありがとうございました。
さて、次の週はRust基礎勉強会があるので、こちらの準備も始めなければいけない。忙しない…。