kmizuの日記

プログラミングや形式言語に関係のあることを書いたり書かなかったり。

モバイルSuicaとPasmo定期券と自分の脳みそ

※自分は脳の専門家でもなんでもないので、原因についてはテキトーな憶測です

今日、自分にとっては新鮮な発見があったので、せっかくなので書いてみます。

ここ一年くらいどうしてこうなるのか…と思っていた事が一つありました。それは、「9割くらいの確率で、モバイルSuica(Android携帯)とPasmoの通勤定期を取り違えて改札機にかざしてしまう」ことです。

ちょっとそれ頭ヤバイんじゃね?と言われそうなので、前提条件を補足します。自分は通勤に

  • 行き
    • (1-a) 半蔵門線O駅 - 渋谷駅 + 京王井の頭線渋谷駅 - K駅
    • (1-b) 半蔵門線O駅 - 田園都市線I駅直通
  • 帰り
    • (2-c) 京王井の頭線K駅 - 渋谷駅 + 半蔵門線渋谷駅 - O駅
    • (2-d) 田園都市線I駅 - 半蔵門線O駅

の経路のいずれかを使っています。

Pasmoの定期はO駅からI駅までです。通勤費は全額出るため直通で行った方が明らかに安いです。ただ、田園都市線I駅から職場までは上り坂なのと若干時間がかかるので、だるいときはS駅で乗り換えます。この場合、渋谷駅 - K駅間は自費になります。この通常の通勤経路では、どの組み合わせでも間違えることは「ほぼ」ありません(もちろん、全く自慢になりません)。

ただ、週一のミーティングが京王井の頭線の神泉駅付近で行われるため、

が週一の割合で発生します。9割くらいの確率で定期とモバイルSuicaを取り違えるのは、まさにこのときです。最低限の額しかチャージしていない通勤定期をK駅で間違ってかざしてしまうのです!今まで変だなあと思いつつ、元々ボーっとしててドジりやすいからだとか自分を納得させていたのですが、よく考えると妙です。それなら、似たような(2-c)や、それ以外で乗り換えが発生する(1-a)でもかなりの確率で取り違えが発生しているはずです(ただ、(2-c)は、(3-a)ほど頻発はしないものの、一定確率で取り違えが発生しているように思います)。

整理してみると、(1-a) (1-b) (2-d)のいずれも、最初に乗る電車でまず「Pasmoの通勤定期をかざす」動作を行っています。改札機で引っかかるパターンは「モバイルSuicaをかざすべきところを、Pasmoの通勤定期をかざしてしまう」パターンしかありません(逆パターンは引っかからない上に残額が減るので、すぐ気づきますが、ほとんどありません)。そして、主な通勤ルート(行き帰りの両方含む)では、「Pasmoの通勤定期をかざす -> モバイルSuicaをかざす」あるいは「Pasmoの通勤定期をかざす」のどちらかになります。

ここまで考えて、「まず最初にPasmoの通勤定期をかざす」というのが行動としてプログラミングされているために、(3-a)で高確率で間違うのではないかと考えるに至りました。

しかし、(3-a)で取り違える確率が圧倒的に高くて、(2-c)のK駅で取り違える確率がだいぶ低いのは不思議です。(2-c)の経路も週2回、多いときは3回くらいで使うので、帰りの経路で「まず最初にモバイルPasmoをかざし、次の乗り換えでPasmo通勤定期をかざす」という行動がプログラミングされているのかもしれません(3-a)は週1回で、しかも「通勤」ではないためか、うまくプログラミングされず、頭の中で「デフォルトの処理」として「まず最初にPasmoの通勤定期をかざす」という行為が反射的に行われているのかもしれません。

何はともあれ、自分の脳が改めて興味深く思えてきました。日々の生活の中でこういう事を考えるのもいいものですね。

ところで何故こんな面倒な切り替えを行っているかというと、モバイルSuicaでは乗車駅がJR沿線でないと定期券を買えず、Pasmo(Suicaが使える場所では普通使える)でオートチャージをするには、鉄道会社のクレジットカード等を別途契約する必要があるためです*1

最後に当たり前ですが、私は脳の専門家でも脳について特別に勉強をしていたわけでもないので、行動が「プログラミングされている」といった表現はあくまでイメージであって、的外れな考え方かもしれません。

ではでは。

*1:とても面倒くさいですね。せめてモバイルSuicaでJR沿線が乗車駅でなくても定期が買えるか、Pasmoでオートチャージが簡単に設定できればいいのですが…