kmizuの日記

プログラミングや形式言語に関係のあることを書いたり書かなかったり。

ポモドーロ・テクニックぽいもの(仮)をできるだけ厳密に実践してみた

まとめ

  • ポモドーロっぽいもの(仮)を実践してみた
    • 我流なので、ポモドーロそのものじゃないよ
  • やり方をできるだけ厳密にした
    • 5分の休憩中は、モニターを見ない
    • 25分経ったら、何がなんでも休憩する
    • 同期割り込み(電話や郵便物)やトイレは例外扱い
  • 効果:
    • どの時間に何をやっていたのか、が可視化された
    • 強制的に休憩させられるので、集中力が長続きした(主観)
    • 時間に追われる感覚がかなり減った
  • 課題:
    • 栄養補給とかはどういう枠組みでとらえるのか
    • オフィスだとそのままは実践しづらい気がする(今日は自宅作業)
    • 一時的に疲労感が高まったときの扱い(強制ストップ?)
    • ...

動機

私は割とすぐに集中する(してしまう)タイプなので、集中することは比較的容易なのですが、一方で、集中を中断するのがかなり苦手です。そのため、途中で切り替えて別に作業をしたりするのがうまくなかったり、集中し過ぎて疲労感がたまるといったことに悩まされていました。

その対処として、ポモドーロ的な、30分を単位として、25分の作業と5分間の休憩を「強制的にとる」手法が使えるのではないかと考えたのがきっかけです。集中を中断するための手法を実験したかっただけで、ポモドーロ・テクニックの5段階とか、その他思想的な部分はあんまり受け継いでませんが。

実験条件

  • 場所:自宅
    • 週1でリモート作業が許されているため
  • 時間:14:15-19:50
  • 環境:
    • トリプルディスプレイ(32inch +28inch + 13inch)
      • うち、13inchの一つはポモドーロタイマー専用
    • Tomatoesをタイマーとして利用
  • 内容:
    • Tomatoesにしたがって、25分間作業、5分休憩の繰り返しを行う
    • Tomatoesは、途中で、15分の長め休憩を入れるが、それにも従う
    • 25分が終了した時点で、例外なく作業を止める
    • 休憩の間は、例外(トイレおよび電話などの同期割り込み)を除いて、目を閉じて椅子に深く座る
      • 目を休める効果を期待

結果

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本日のプロジェクト

普段は、1日の仕事を終えた後に疲労感が残ることが多く、その時点での心拍数が100回/minを超えていること(安静時は70台なので、おそらく、緊張感によるもの)もしばしばでしたが、今日は80回/min程度でしたし、疲労感も少ないように感じます。また、「強制的に休憩をとらされる」ことの効果か、比較的長く集中が続いたように思えます。ただ、この辺は「気がする」という部分もあり、実際のとこどうなのか不明ですが。一方、「ここまでやらなきゃ欲」がセーブされるので、時間に追われる感覚が減るのは良い点かなと感じました。

ただ、この辺実践可能なのは、自宅でリモート作業可能だからであって、オフィスだと、そこまで実践できるかというと微妙な感じがします(30分~1時間のミーティングとかどう処理するのって気もしますし)。一方、「時間に作業を従属させる」という考え方は、集中の中断のために色々使えそうです。