kmizuの日記

プログラミングや形式言語に関係のあることを書いたり書かなかったり。

Play Frameworkに寄付始めました

 こういうのは個人でやるなら黙ってやる方がカッケーみたいな美学がないこともないですが、私のブログでも多少なりとも見てくれている人がいて、それをきっかけに支援したいプロジェクトに寄付をするきっかけにもなるかなと思い、あえて書いてみることにしました。

 元々のきっかけは上記ツイートでした。Play FrameworkがLightbendの手を離れてコミュニティベースのメンテナンスになることは私も知っていたのですが、Play Frameworkには色々な意味でお世話になっているのでこの機会に何か恩返しくらいは出来ないかなと、$5.00 USD / monthでサポートすることにしました。

 最近は寄付を募るにもするにも、open collectiveという支援しやすい環境が整って来たのはだいぶいい感じですね。今までも支援したいけどどう支援していいかわからなかった人も多いと思うので、別にPlay Frameworkでなくとも、何か自分が推しのOSSがあって、直接プロジェクトには関われないけど支援したいと思うのなら、別に継続でなく、単発でもやってみるのはありなのではないかなと感じる今日この頃です。

 なお、支援の元手は私が個人事業主(屋号はParsing Technologies)としてやっているプログラミング教育とかでいただいている報酬だったりします。

 ところで、幸福の研究で「自分は誰かにいいことをしてあげられた」と思えた時の方が幸福感が増すというのを読んだことがある(要出典)のですが、実際のところたぶん正しいんだろうなあと実感しています。 元々Scalaに関わり始めた動機もそういうものだったので、気質の問題というのもあるのかもしれませんが。

 欧米(主語でか)の大富豪がよく慈善事業をしたがるのも、社会からの要請や税制面での問題だけでなく、ひょっとしたら慈善事業しないと落ち着かないとかいうことも一因としてはあるのかもなーとか思ったり。